夏のカワセミ

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カワセミさんの羽の色ってとても美しいですね。陽の光を浴びるとなおさら美しく輝きます。この輝きがいっそうカワセミを高貴に見せているように思います。
とくに朝なんかは神々しく感じます。

あの羽の色は構造色というそうです。光の反射によってあの色に見えるのですね。なんというか、一定の色ではなくて角度や天候によって見え方が違います。
だから、真昼の炎天下だとものすごくいい青色を反射しています。

そして、この美しい色は子供からお年寄りまで多くの人の気持ちをひきつけます。カワセミさんはひっそり暮らしたいと思っているのになぜこんな色に生まれてきてしまったのでしょう。シジミチョウみたいな色だったら誰も注目したりしないのに。
たいていの鳥は自分の住む場所や餌場と同じ体色をしていますよね。オーストラリアに住むあの派手な色のゴシキセイガイインコですら、餌場の木にいると木になじんでどこにいるのかわからなくなるくらいです。

カワセミさんはなぜにこんな目立つ色に設定されているのでしょう。神様のいたずらですか…

つまりは、カワセミが大好きだってことです。



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